用語集

修正回数の上限

修正回数の上限とは、追加作業を見積もる前に、料金に含まれる修正の回数を定めるものです。

最終更新日:2026年10月28日

修正回数の上限は、クライアントが追加料金なしで作業の修正を依頼できる回数を制限するものです。通常は、成果物ごとに取りまとめたフィードバック2回分、のように回数で書きます。回数がなければ、「修正」は「気に入るまで」と受け取られがちで、短い仕事が長い仕事になってしまいます。

1回とは、取りまとめた1セットのコメントのことであり、毎日午後に届くメッセージのことではありません。必要であればそのことを書いておきます。エージェンシーでは、通常、1回分を送れる人を指名した担当者に限ります。そうすれば、Slackに書かれた若手のメモが納品物全体の却下として扱われることはありません。

含まれる回数を超えてクライアントが修正を求める場合、契約書では、それらはまず見積もりを出す、または業務仕様書に基づく変更依頼として扱う、と定めるのが一般的です。これはスコープと同じ習慣で、追加の作業は始める前に書面に残します。

修正回数の上限は検収と並びます。2回の修正で「承認」されたマイルストーンは、新しい人がスレッドに加わったからといって再び開くべきではありません。後から加わった関係者がもう1回修正を求めるなら、それは新しい1回であり、2回目の無償の続きではありません。

フリーランスは、仕事を取るために上限を外しておきながら、その後、仕上げの作業に追われることがあります。もっとわかりやすい売り方は、2回分を含め、追加1回分の料金を明記することです。3回目の料金を知っているクライアントは、コメントをまとめてくれる傾向があります。

写真や映像でも、「セレクト2回」「再グレード1回」「再編集1回」のように名前を変えて同じ考え方を使います。それでも数で決めることに変わりはありません。クライアントがすべてのフレームのレタッチを求めるなら、それは「修正」に含まれる無償の追加ではなく、業務仕様書の新しい項目です。

具体例

あるブランドのプロジェクトには、ロゴに対するフィードバック2回分が含まれています。クライアントのマーケティング責任者が取りまとめた1つのリストを送ります。これが1回目です。1週間後に法務が2つ目のリストを送ります。これが2回目です。創業者からの3つ目のリストは、デザイナーが着手する前に半日分として見積もられます。業務仕様書には、使わなかった回数は他の成果物に繰り越されないと書かれています。

契約書での現れ方

文言例 · 当社が作成

各成果物につき、取りまとめたフィードバック2回分が含まれます。1回とは、顧客の指定担当者による1通の書面のコメントをいいます。それ以上の回数、または本契約の範囲外の変更については、作業開始前に見積りを提示し、書面で合意します。

やさしく言うと

各納品には、指名された担当者からの取りまとめたコメント2回分が含まれます。毎日午後に届くチャットのメッセージは1回に数えません。追加の回数や、リスト外の作業は、始める前に価格を決めて合意します。

よくある間違い

  • 修正について何も書かないため、クライアントが料金を「気に入るまで」と受け取ってしまう。
  • 定義がないまま、Slackの連絡をすべて1回に数えたり、1つも数えなかったりする。
  • 新しい関係者が、新しい1回や変更指示書なしに、検収済みのマイルストーンを再び開けてしまう。
  • 「合理的な修正は無制限」と書きながら、何が合理的なのかの例を示さない。

よくある質問

修正回数の上限とは何ですか?

料金に含まれる修正の回数に設ける上限です。それを超える追加の回数は、別途請求されます。

どうすれば公平に保てますか?

「1回」とは何かを明記し、プロジェクトがずるずると延びないよう、検収に期間を結びつけます。

上限をマイルストーンごとに設けられますか?

はい。多くのスケジュールでは、各段階に上限を設け、追加の回数は別料金にしています。

法的な文言が優先されます最終確認日:2026年10月28日弁護士の確認待ち